ジュニアライフセービング研修会


JLA主催のジュニア研修に行ってまいりました。初っ端から運営に関して厳しい意見が出ました。かなり同感することでしたが、思っていても自分からは意見は出せなかったと思います。批判ではありますが愚痴ではありません。少しでも良い結果が生まれるよう、前向きな意見でした。


現在の学校やPTAや教育委員会との関係と実情、学習指導要領との兼ね合い、さらにオリエンテーションレーニングをしながら子供たちの思いや接し方のテクや方法論、コツやヒントに至るまで、実際に毎夏の臨海学校の指導員としての質の向上に少しでも役にたてる内容でもあったと思います。


さて、チームに分かれてプレゼンテーションというものを初めてやりました。うちらのお題は「命の大切さ」についての教材つくり。さてどう教えればいいのか。教えることなのか。チームでいろいろ悩みました。そして、いいプレゼンが出来たと思います。


テーマは「ディベートを通して命の大切さを感じることが出来ないか」。ディベートは自分の意見を言える力が必要であり、自分が相手側に同感していても、選ばれた側でその主張を繰り出さなければならない環境に置かれることで得られる成果、そして相手の話を良く聞いてそれに対して反駁できる力・・・。


ディベートのトレーニングではないので、命というものを考えさせる命題をいかに与えることが出来るかが重要。ディベートの結果よりも、その過程で既に充分に命の大切さを自ら考え、感じることが出来る手段だと考えました。


ほとんどの参加者はクラブのジュニア委員や担当だったり、クラブからの使命を受けて参加しています。他ではどのような活動をしているのか、どういうプログラムがあるのかなどの情報交換も行えました。


私の場合はほとんど個人的にこういう活動に参加しているので、こういう内容もクラブにフィードバックする環境はあまりありません。が、少なくとも、とても有意義に活動できる環境のひとつと思っている臨海学園活動で、これらの研修や経験が少しでも役に立てることを願っています。