僕の彼女はサイボーグ

rescue1232008-06-01



守りたいものがあるのなら人は強くなれるから…


僕の彼女はサイボーグを観てきました。この映画は「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン監督が、日本人のスタッフとキャストを使ってリメイク制作したもの。


ドラマ「絶対彼氏」のような、相方がロボットっていうだけの話かと思ったが、主人公が振り返られなかった思い出を回答回想したり、自らの思いを未来から来たサイボーグに託すなど、ジーンと来るシーンが多かった。また、この監督特有の、曲を流しながら無声で回想する手法や、韓国映画に多い回想シーンや、それをストーリーの展開と絡めるところなんか、面白いところです。


ジローのペットのイグアナも「ラウル」、子供の頃に飼っていた猫も「ラウル」でしたね。イグアナは鍋にされちゃいましたけど・・・笑。


主人公のジロー(小出恵介)の、誕生日を自分で祝う孤独さは自分と同じで重なって見えてしまったり、楽しかった子供の頃の景色が自分のと似ていたし。


ただこの映画は、回想と時空を超えたシーンが最後の方で目まぐるしく変わるので、いまどういう状況?って感じで混乱しました。せっかく感動して泣けた後に、未来のシーンは要らないんじゃないかって思った。


2007年のあの彼女はサイボーグじゃなかったんだ…。主題歌、MISAの「約束の翼」もいい感じです。