エピレーシック&PRK体験記 〜3D検診〜

以前は1〜3日目まで毎日検診が必要でしたが、2日目検診が無くなり、昨日3日目検診に行って来ました。左目は1年を超え、昨日の視力検査では1.5で、一時出ていた白濁も無くなり、もう大丈夫ということでした。右目は手術翌日検診で0.4でしたが、昨日は0.08、随分下がってしまいました。エピやPRKは角膜上皮が再生するまで視力の変化があり、回復もゆっくりなので、目をなるべく休ませながら、様子を見たいと思います。少し白っぽく見えるので、白濁もあるのかな。いずれにしても様子見ですね。


冷凍が必要な血清点眼(自分の血液で作成)は、上京中は冷凍設備を用意出来ないため、3日目検診の時に採血し、40分程待って作りました。保護コンタクトは、まだ上皮の状態が不安定ということで、次回の検診まで装着しっ放しになります。またしばらくは感染予防のクラビット、炎症予防のサンベタゾン、上皮再生のための血清点眼を毎日決められた回数点眼することになります。プールも最低1ヶ月は入れないので、汗が目に入らないように注意しながら、当分はマシンジムで運動しようと思います。術後1週間は、無料でもらえる保護めがね(度が入ってない普通のメガネ)をして、ゴミが入ったり手が当たったりすることを防止します。日中の屋外ではサングラスでもいいですねー。


私の周りには海関係のスポーツをやっている人が多く、レーシックに関心ある人が多いのですが、たとえば術後の目を痛がっている姿を見られると、痛いんだぁ〜って思われるみたいですけど、術法に因るってことを伝えておきますね。角膜は目の表面のわずか0.5mm程度であり、何層かあるんですが、簡単に言えば、表面の上皮(皮膚のように再生する層)と内側の再生しない層に分けられます。再生しない層にレーザを照射して屈折率を調整するのが近視矯正手術になります。水晶体を削るとか思っている人もいましたけど、そんな中の話じゃないです。


上皮を取らず、角膜を厚めにめくって照射して、めくった上皮を戻す手法のレーシックは、傷跡は残りますが痛みは無く、視力もすぐに出ます。傷跡は通常の生活ではずれることはありませんが、格闘家や球技プレーヤーなど、目に衝撃が当たる可能性がある人はエピレーシックやPRKを薦められることになります。エピレーシックは上皮を専用の刃でカットして除去し、あとはレーシックと同様にレーザを照射します。PRKは上皮もレーザで焼いて除去する方法で、再手術やレーシックやエピレーシックが出来ない方(まぶたが小さすぎて上皮をカットする器具が装着できない方も含む)は基本的にPRKになるようです。レーシックは自分の上皮でふたをするので痛みがないんですが、エピやPRKは上皮を除去してしまって、再生するまで待つので、人によりますが数日はしみる様な痛みと異物が入ったようなゴロゴロ感があります。私の場合(再手術時)は当日はあまり痛みが無かったんですが、翌日〜2日目はしみる痛みが出てきて少しつらかったです。でもエピの時よりはひどくなかったです。3日目にはすっかり痛みは無くなりました。視力の回復も、上皮の再生と共に変化するので、1〜数ヶ月かけて段々に良くなることになります。3ヶ月で上皮はだいたい再生し、6ヶ月で完全に生まれ変わるんだったかな。数日の痛みとゆっくりの回復さえ超えれば、レーシックのように傷跡(ふた)は再生されるので、丈夫な目が戻るわけです。どちらも一長一短ですけど、レーシックでも目を擦ったくらいじゃフタがずれることはないそうなので、普通の人はレーシックが出来ればそれが適かもしれませんね。私のように、角膜の厚さは通常でも、視力や乱視が強い場合は沢山レーザで削ることになるので、フタにする一部分も使わないとならないため、レーシックは選択できないわけです。


ということなので、誰もが術後痛くて・・・というわけではないので、興味があればまず事前検査に行かれてみてはどうですか? 神戸クリニックでよければ紹介しますし(多少安くなります)、どこのクリニックであっても、自分で安心安全を納得できることろならいいと思います。ただ、メガネやコンタクトで満足しているなら、レーシックをする必要はないということです。なお、コンタクトをしたまま海(海水)に入ることは、自覚症状がないまま塩の結晶が目の細胞に多大な悪い影響を及ぼしているので、海から上がったらコンタクトを外して洗って新しいものを付けるなどして対応するのがいいかもしれません。コンタクトは用法をきちんと守っていないと、目には決していい矯正方法ではないので、過信しないほうがいいです。コンタクトの使用状態が悪くてレーシックできない人もいます。


長くなりましたが、参考になればと思います。これまでの体験記もこれから書くことも、あくまでも素人の私が手術を受けるために見たり聞いたり検診で相談したりして知った情報をメモ代わりにブログに綴っているものです。最終的な見解は医師に相談してくださいねー。