エピレーシック体験談 自分の血で血清作製

今日は術前検査(精密な視力検査)をしてきました。これまでレーシックで上皮再生状態が思わしくない人だけに、自分の血液で作った血清点眼を作って使っていたそうで、その結果がとても良く、それなら上皮再生のためにエピレーシックに最初から使おうということになったようです。


冷凍しておかなければならず、3泊ホテル住まいになるので、今日採血して作ってくれることになりました。手術の前日に冷蔵に移動させて持参し、4日間利用するということです。遠心分離器にかけている時間、手術の日ではそんなに長い時間とれない時間が出来て、じっくりいろいろな相談や質問をしました。特にエピレーシックの術後の痛みに関することです。やはり人によって個人差はあるため、ちょっと違和感があるだけで済んだ人もいれば、しみて涙ボロボロで辛かったという人まで様々だそうです。エピレーシックは比較的最近の技術ですが、それは上皮を薄く削ってフラップを作る機械の誕生を待っていたから・・・。機械にも因るようですが、現在では正確に極薄のフラップを作ることが出来るようになり、PRKよりも痛み軽減や回復が早くなったそうです。レーシックは再生しない角膜内部の組織にレーザーを照射するわけで、角膜表面の上皮細胞をどれだけ正確な薄い厚さでフラップを作れるかがポイントだそうです。以前のエピレーシックではだいたいこの位、っていう厚さになったそうですが。再生する上皮のさらに薄い部分がフラップになるわけで、フラップにならない上皮部分はPRKと同様にレーザーが当たって壊れるので、それが再生するまで痛みとなるようです。上皮部分には神経が通っていますからね、しみるわけです。フラップがある分、PRKの欠点を補った術ということですね。雑談を交えながら、この時間は私にとって心配を軽減するためにとても有意義なものでした。1週間、いよいよ手術です。この日もロビーで待っている間も、何人か術後のみなさんが目薬もらって帰っていきました。