資格更新講習


ベーシックサーフライフセーバーの資格更新講習会に行ってきました。2005ガイドライン+年々変わっている部分を主に講習しました。主にCPRの手技確認なので、忘れないようにメモ代わりに書き残しておきたいと…。


「人が倒れています」
「周囲の状況の観察」 … 状態を指す場合は"観察"、特定な場合は"確認"。特に<背後>の確認もするようになりました。
「全身の観察」
「大出血なし」 … 以前は変形(骨折等)を確認していたがそれは命に直接大きな影響を与えないということで省略された。
<意識の確認>
「大丈夫ですか?×3」 … 耳元で徐々に大きく。
<手拳で確認> … 胸骨をグリグリ(回さず)。
「意識なし」
「誰か協力お願いします」
「あなたは119番通報してください」
「あなたはAEDをもってきてください」
<気道確保・呼吸の確認> … 10秒
「呼吸なし」
<吹き込み> … 2回(1秒かけて)。胸部が4〜5cm上がる程度。
<胸骨圧迫> … 100回/分の速さで30回。強く・速く・絶え間なく…。"心臓マッサージ"とはいわなくなった。
 吹き込み&胸骨圧迫を5セット、さらに繰り返す。
<AED到着>
「CPRできますか?」 「はい」 … 会話中もCPRを続けている。
「胸骨圧迫を交代してください」
<AEDの電源を入れる> … あとはAEDの指示通りに。
「圧迫を一時中断してください」
「(貼る場所を)確認」 … 水分、体毛、湿布類、ネックレス、ペースメーカー等
<パッドを貼る>
AED<解析中>
「離れてください」
AED<電気ショックが必要です・充電中です・離れてください>
「離れてください」 … もう一度言うこと。(言って無かったら減点)
AED<ショックボタンを押してください>
「ボタンを押します」
AED<実行しました・解析中です>
AED<心肺蘇生を続けてください>
「胸骨圧迫を続行してください」
「私は人工呼吸を担当します」 … 2人CPRを行う
<救急車到着>

    • -


"嘔吐"は"胃内容物の逆流"という言い方に変わりました。起こす場合、以前は体の下になる手を向こう側に避けてから起こしましたが、それをしないですぐ起こし、口内清掃&口内確認をして(以前はここで呼吸の確認をしていた・・・)、仰向けに戻してから気道確保して呼吸の確認をし、呼吸回復したら改めて回復体位をする。以前は上の足を向こう側に出してから起こしていましたが、下になる手を向こう側にして起こしたら先に上側になった手で枕を作り、気道確保してから足を出すようにし、呼吸の確認は傷病者に体重を掛けないように注意して行う。なお、胃内容物の逆流の後にCPRを続行する場合は、胸骨圧迫から再開する。

    • -


海保から発表された最新情報として、水難者総数のワースト3は、1位・静岡県(77件)、2位・千葉県(73件)、3位・兵庫県(59件)でした。神奈川は32件でした。場所は1位・海(54.5%)、2位・河川(29.7%)、3位・用水路(8.3%)だそうです。

    • -


連絡事項として、
2009/5/22 に国際ライフセービング連盟(ILS)の総会が日本で行われ(横浜)、翌5/23のワークショップは一般参加可能(定員あり)で、グッズ販売とかも今いろいろ考えているそうです。2〜3月頃にJLAホームページにて応募できるようにするそうです。

    • -


来年度の日程が決まりました。


全日本プール競技選手権 5/16-17 (横浜国際プール
神奈川オープンサーフ 5/24 (平塚)
合同・浜説明会開催 5/30-31
全日本種目別選手権 6/6-7 (下田・白浜)
ジュニア競技会 8/23 (片瀬東浜)
西日本地区予選会 9/12 (南紀白浜
三洋カップ 9/13 (南紀白浜
東日本地区予選会 9/19-21 (本須賀)
全日本学生選手権 9/26-27 (御宿)
全日本選手権 10/10-11 (片瀬西浜)
全日本学生プール競技選手権 2010/2/13-14 (静岡・浜松)

    • -


学科は20問。実技はAEDありの手技。以前は人形に計測器が付いていて成功率で合否が決まってしまいましたが、それは無くなり、手技が正しければOKということになりました。特に人工呼吸は入っても入らなくても2回と決まっているので(入らなかったので余計にやり直したら減点)、入らなくてもそれは減点にはならないようでした。


さて、合格してるかなぁ。